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ハードカバー,19cm : 205ページ
ISBN-10 : 4560082995
ISBN-13 : 9784560082997
今でこそ水族館の存在はあたりまえになっているが、百五十年前、まったく異質な世界を窓からのぞく経験がどんなに驚異的だったことかを忘れてはならない。こうした発明は、いかにして実現したのだろうか? 人工的な環境に海中の異世界を再現し、眺め、観察するというこの夢のような発明は、一朝一夕に生まれたものではない。海の世界を理解しようとするとりわけ強い意志と、適切な材料や技術がなければ不可能だった。(プロローグより)
「アクアリウム aquarium」という語が欧米で一般的に用いられるようになったのは、19世紀半ばのヨーロッパでのことである。鑑賞のために魚を囲いの中で飼う試みには、古代ローマ時代までさかのぼる長い歴史があるが、今でいう「水族館」ができる以前、アクアリウムはもともと、水生生物を飼育するための容器や装置を意味していた。
海草も含めたひとつの「生態系」として、観察や鑑賞を目的に水生生物が飼育されるようになったとき、アクアリウムの歴史は始まった。それまで未知の世界だった深海の様子が知られるようになるにつれ、海に対する人々の恐怖が克服された。19世紀は蒐集そのものが流行した時代でもあり、海洋生物の採集がさかんになった。こうした複数の要因が重なって、アクアリウムという装置が発明されたのだ。
海の生き物の生態を知りたいという人々の願望が、いかにしてアクアリウムの発展に寄与し、水族館の創設につながったのか。また、環境問題と切っても切り離せない、未来の水族館のはらむ問題とは何か。ユニークな文化史の書き手である著者は、豊富な資料をもとに、人々の夢や欲望の投影としてアクアリウム=水族館のなりたちを考察する。人口あたりの水族館の数が世界一とされる「水族館大国」日本で、水族館の過去と未来に思いを馳せることのできる一冊。図版多数。
目次
最初の種―海洋の神秘
第二の種―小部屋、陳列棚、ケース
第三の種―魚をペットに
「情熱と勤勉」―開拓者たち
強くあくなき追求―ブームの火つけ役
海水アクアリウムから淡水アクアリウムへ―ガラスの中の湖
アメリカへの上陸―アクアリスト協会と博物館
異国の品種とその輸送―分かれる考え方
流行の見本市―居間用アクアリウムのさまざまな形式
「新種の劇場」―大型のアクアリウム
アクアリウムからオセアナリウムへ、そしてその先へ
水族館の暗い深層
著者等紹介
ブルンナー,ベアント[ブルンナー,ベアント] [Brunner,Bernd]
1964年生まれ。ベルリン自由大学、ベルリン経済大学を卒業。現在は客員研究員、フリーランスの文筆家、ノンフィクション作品の編集者
山川純子[ヤマカワスミコ]
名古屋に生まれ、鎌倉で育つ。慶応義塾大学文学部国史および美学美術史専攻、アリゾナ大学美術史(写真史)修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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コンディション:全体的に概ね良好な状態です。
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