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岩波文庫
①著者別番号:赤407-3
②作者:ゲーテ
③訳者:小牧健夫
④発行日:1987年11月5日 第3刷(1962年6月16日 第1刷)
⑤装丁:帯あり(ミカン色の帯)、パラフィンなし 480頁
⑥状態:普通 蔵書印なし、書き込みなし
⑦コメント:岩波文庫創刊60年記念復刊の1点。入手困難。
幼い頃から東洋にあこがれを抱いていたゲーテは、老年になってペルシアの詩人ハーフィスを知り、その詩に深い愛着をもった。さらに、才気溢れる人妻マリアンネと出会い、作家の感情は詩となって迸しる。彼女との相聞歌を含む『ズライカの巻』は本詩集中最もよく知られている。ここには東洋の恋・酒・知恵と、西洋の精神とのうるわしい結合がある。
詩人の巻/ハーフィスの巻/愛の巻/観照の巻/不興の巻/箴言の巻/ティームルの巻/ズライカの巻/酌人の巻/寓喩の巻/パルゼ人の巻/天国の巻/遺稿から/註記・論考(春田伊久蔵訳)