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岩波文庫
①著者別番号:赤1-1
②作者:屈原その他
③訳註:橋本循
④発行日:1984年4月5日 第11刷(1935年11月15日 第1刷)
⑤装丁:帯あり、パラフィンあり 399頁
⑥状態:普通 蔵書印なし、書き込みなし
⑦コメント:1984年春の復刊の1点。
屈原の作と称せられる首篇「離騒」以下、「九歌」「天間」「九章」「遠遠」「卜居」「魚父」の7篇を収める。「離騒」は古今の辞賦中第一を以って数えられ、信にして疑われ、忠にして謗られ、しかも己が胸中を明らかにする方途を与えられなかった屈原の惨憺たる愁苦を披瀝している。『詩経』とならぶ古代中国の名詩篇。
赤帯のトップを飾る著者別番号を持つ(赤1-1)。2021年6月に小南一郎訳注の新版が発刊されたため、この橋本循訳註版は事実上の絶版となった。そのため入手困難。