★著者、アンジェラ・ドナーティ(Angela Donati)は1942年、イタリア、ボローニャで生まれ。ボローニャ大学の碑文学および古代ローマ史教授・名誉教授、古代史学部長などを歴任。ラテン語碑文の権威として認められ、イタリアの数多くの碑文コレクションを研究、出版した。国際的な碑文学専門誌「エピグラフィカ(Epigraphica.Periodico Internazionale di Epigrafia)」の編集長をはじめ、碑文学や古代史に関する多くの国際的なアカデミー、学会・研究会において幹部を務めた。2018年死去(享年76)。
★内容: 石に穿たれたローマが、いま浮かびあがる。コミュニケーションの手段、政治的宣伝、神々への祈り・・・碑文(エピグラフ)が果たした本当の役割とは。 古代ローマにおいて碑文は、諸民族を文化的に同化してゆくための主要な手段のひとつだった。また碑文を読むことは、市民にとって自分がその中に生活している政治的、文化的そして社会的な現実を知るためのきわめて効果的な手段でもあった。本書は、碑文を基本から理解するための手引きである。
第1章 古代における情報伝達
第2章 二カ国語および多言語による碑文 ― その役割
第3章 聖なるものへの言葉
第4章 政治に関わる言葉
第5章 文書館に保存する
第6章 記憶を保存するための手段としての碑文
第7章 絵筆や掻き字による銘文、母型でスタンプされた銘文
付章 碑文の補遺
★著者、アンジェラ・ドナーティ(Angela Donati)は1942年、イタリア、ボローニャで生まれ。ボローニャ大学の碑文学および古代ローマ史教授・名誉教授、古代史学部長などを歴任。ラテン語碑文の権威として認められ、イタリアの数多くの碑文コレクションを研究、出版した。国際的な碑文学専門誌「エピグラフィカ(Epigraphica.Periodico Internazionale di Epigrafia)」の編集長をはじめ、碑文学や古代史に関する多くの国際的なアカデミー、学会・研究会において幹部を務めた。2018年死去(享年76)。
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