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作家の食と酒と 重金敦之
松本清張、池波正太郎、山口瞳
高樹のぶ子、小津安二郎、風間完
向田邦子、早乙女貢、渡辺淳一……
名編集者がみた「作家の食と酒」。
料亭であっという間に鰻を食べ終え
「これで終わりか」の一声を発した松本清張ほか、
エピソード満載。
「本の話」(文藝春秋)の評判コラム「酒屋の一里本屋に三里」収録。
「食」と「読書」が織りなす
洒脱と辛辣の双曲線
[目次]
まえがき
作家が愛した食と酒
・松本清張1送別会の酒
・松本清張2「これで終わりか」
・松本清張3納税額でも負けたくなかった
・横山大観、小島政二郎、内田百けん長寿の食
・小津安二郎名シーンにみる食べ物屋
・風間完河豚雑炊の味付け
・池波正太郎1美食は似合わない
・池波正太郎2鯉こく、その後
・團伊玖磨フォアグラ紹介の先駆者
・山口瞳1愛する飲食店の「文化」
・山口瞳2なじみの店の気分
・荻昌弘料理哲学を引き出す名人
・向田邦子1カレーライスとライスカレー
・向田邦子2大坊珈琲店での観察
・平岩弓枝かわせみと長寿庵
・渡辺淳一1桜とズワイガニ
・渡辺淳一2食のエロティシズム
・高樹のぶ子1イスタンブールの闇と光
・高樹のぶ子2性愛を暗喩する美食
・早乙女貢1敗者の目から見た歴史
・早乙女貢2『おけい』の頃
酒屋に一里本屋に三里——食と酒と読書の日々
レビューより
週間朝日」の編集者だった批評的文化人の目で、著名な作家(松本清張、池波正太郎など)との交流を食というこだわりと文化を通して愛情たっぷりに描いています。この本を読むと、作家は普段は作品を通してしか接することしかできませんが、作家の人となりやこだわりや癖などが、熱く伝わってきて、楽しいし親近感がわきます。食べることが創作活動に大切なのだということもわかります。文化的な食やお店の紹介といってもいいと思います。
新人編集者時代の重金さんと松本清張との出会い、池波正太郎との旅の様子など。そして、それらの話題には必ず「食と酒」が関係しています。
ある場面では、作家と食との関わりを第三者の視点から解説し、またある場面では、料理を中心に繰り広げられる著者と作家のやりとりを紹介しながら、作家の人間性、ひいては食が創作活動へ与える影響力を知ることができます。